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Vol.6

アトピーを改善する食べ物・悪化させる食べ物
ママに知ってほしい、アトピー性皮膚炎 その3

執筆:小林智子 医師

専門ドクターによるお役立ちコラム

アトピーと食事

食生活も大事

アトピーにはスキンケアが最も重要です。しかし、それ以外にも食生活などの生活習慣もアトピーの状態に影響を及ぼすと考えられています。今回は、アトピー改善のために気をつけたい食事のポイントについてご紹介したいと思います。

「抗炎症作用」、「抗酸化作用」をもつおすすめ食材

アトピーの症状は、皮膚で起こっている細胞レベルの炎症によって引き起こされます。そのため、ひとつは「抗炎症作用」、「抗酸化作用」をもつ食材を積極的に摂取すること。具体的におすすめの食材は

  • ベリー類ビタミンCの他に、強力な抗酸化作用をもつアントシアニンを多く含みます
  • トマトカロテノイドの中でも強力な高酸化作用をもつリコピンを多く含みます。リコピンは加熱された方がよく吸収される性質があるため、スープで摂取するなどがおすすめです
  • ブロッコリーやカリフラワーなどの「はなやさい」はなやさいに含まれるスルフォラファンは強力な抗炎症作用物質として働きかけます
  • ピーマン抗酸化物質であるケルセチン・シナピン酸を多く含みます
  • エクストラバージンオイル抗炎症作用をもつオメガ9を多く含みます。オリーブオイルの中でもエクストラバージンオイルが特に効果的です
  • アボカドオリーブオイルと同じオメガ9の割合が高く、抗炎症作用が期待できます
  • オメガ3を多く含む魚(サーモン、イワシ、サバなど)オメガ3であるEPAやDHAから作られるレゾルビンが抗炎症作用を発揮します
  • きのこ類抗酸化物質のひとつであるエルゴチオネインを多く含みます。さらに食物繊維が豊富で腸内細菌を改善する効果も。

炎症を助長させてしまうNG食材

一方、炎症を助長させてしまうNG食材もあります。その代表として以下のようなものがあります。

  • 砂糖・コーンシロップ過剰に砂糖やコーンシロップを摂取と肥満の原因になるだけでなく、肝臓や腎臓などの全身の臓器に炎症をもたらします。
  • トランス脂肪酸トランス脂肪酸は主にマーガリンやショートニングに多く含まれる油のことで、 身体に炎症をもたらし、 アトピー性皮膚炎などの炎症疾患を増悪したりする原因となります。
  • オメガ6を多く含むオイルコーン油、キャノーラ油などの植物油に多く含まれ、過剰なオメガ6は炎症を引き起こすことが分かっています。
  • 精製された炭水化物(白米・うどんなど)精製された穀物では食物繊維やミネラルが除去されており、ほとんどが炭水化物の状態になっているため、砂糖と同様に急激に血糖値を上昇させ、さらに腸内細菌の悪玉菌の増殖に一役買ってしまうことが報告されています。

これらの食材を頭にいれてメニューを考えるように心がけましょう。食事は毎日のことなので、少し気をつけるだけでその積み重ねによって差が出てきますよ。

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