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Vol.4

アトピーに保湿が大事と言われるのはなんで?
ママに知ってほしい、アトピー性皮膚炎 その2

執筆:小林智子 医師

専門ドクターによるお役立ちコラム

肌に重要な保湿とは?

アトピーの成り立ち

アトピー予防のケアは、生まれたときから始まります。では実際に赤ちゃんに対して、ママはどのようなことに気をつけたらいいのでしょう。アトピーの成り立ちからご説明しますね。

皮膚は外界の様々な刺激や細菌などが皮膚を通して侵入してくることを防ぐいわゆる「バリア機能」と、皮膚の表面から水分が蒸発することを防ぐ「保湿機能」を持っています。

アトピーの場合、様々な原因によりこの機能が破綻し、水分が蒸発しやすくなるためにドライスキンになります。さらに外界から細菌などの「抗原(アレルゲン)」が侵入しやすくなって皮膚が過敏な状態、これがアトピーです。

保湿の重要性

ドライスキンがベースにあるため、アトピーでは保湿が大事なのはみなさんお分かりかと思います。実際に秋冬生まれの赤ちゃんは春夏生まれの赤ちゃんよりアトピーになる割合が高いということが、以前から知られています。これは冬の間の保湿と、離乳期に関係するのではないかと言われています。

よく、保湿はするけれどかさつきが気になるときだけ、という人を多く見かけます。赤ちゃんの肌はすべすべしているイメージがありますが、生まれてから徐々に乾燥が進み、4ヶ月頃をピークに最も乾燥します。そのため肌の状態や季節に関係なく、保湿は必須です。

赤ちゃんと保湿

「アトピーマーチ」あるいは「アレルギーマーチ」といって、アトピーがきっかけで食物アレルギー、 喘息、アレルギー性鼻炎などその他のアレルギー疾患が順に引き起こされると言われています。注目すべきなのはまず皮膚からのアレルゲン侵入がきっかけになること。赤ちゃんがアレルギー体質にならないために一番大切なことは「肌の保湿」なのです。

また、乳児の場合は注意が必要で大人と異なり皮膚の温度が高いため、過剰な保温をするとかえってバリアがおかしくなって湿疹が悪化する場合があります。 部屋は湿度 50%−60%、室度25 度未満になるようにしましょう。

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